test.md

ユニットテスト

Niu言語のユニットテストでは, library-checker-problemsで使われている問題を使うことができます.

library.toml

library.tomlにテストをするための設定を書いておきます. 以下は一例です.

compiler="g++"
compile_options=["-std=c++17"]

[[testers]]
name="library-checker-problems"
repo="https://github.com/yosupo06/library-checker-problems"
generator="generate.py"

• compiler: コンパイラの指定
• compile_options: コンパイラに渡すオプション
• testers
  • name: テストに使う問題集の名前
  • repo: 問題があるリポジトリのurl
  • generator: 入出力を生成するために使うスクリプトの指定

ユニットテストの書きかた

aplusbを例に書いてみます.

import "std/u64.niu"

fn aplusb(a: u64, b: u64) -> u64 {
  a + b
}

testfn(library-checker-problems:sample/aplusb) aplusb_test $${
  long long a, b;
  std::cin >> a >> b;
  std::cout << aplusb(a, b) << "\n";
}$$

testfn([テストの名前(name)]:[問題のディレクトリ]) [テスト名] $${ [C++のコード] }$$ C++のコードの内容がint main()に展開され, テストされます.

テストの実行

niu test

transpile/にトランスパイルしたコードが出力され, .test/にテストに必要なコードが出力されます.