第30回高専プロコン 課題部門 沖縄高専さやえんどう うみまもる モバイルアプリ
うみまもるは離岸流の発生を検知し、その情報を知らせることで、事故の防止や早期発見・救助をサポートし、水難事故を防止するシステムです。 また、伝える手段としては、海水浴場の利用者には警報ポール・海水浴場を監視するライフセーバーにはスマホアプリ・海水浴場の管理者には Webアプリを用いて知らせます。
沖縄県では観光客による水難事故が多発しています。今年の1~7月の水難事故による死亡・行方不明者は、前年度に同じ時期に比べ約5倍にも膨れ上がっています。 海上保安庁によると、泳いでいるうち岸に戻れなくなってしまう「帰還不能」による事故が、遊泳事故の24%を占めています。そんな帰還不能の事故を引き起こすのが「離岸流」です。 そこで、私たちは沖縄に来る観光客の水難事故を1件でも減らしたいと思い、離岸流による水難事故から観光客を守るシステム「うみまもる」を開発しました。
離岸流とは、海岸に打ち寄せた波が、沖に戻ろうとするときに発生する強い流れの事です。離岸流は海面を見ただけでは発見しづらいうえ、最大速度が秒速2メートルもあります。 この速さは、競泳選手ですら流されてしまうほどの速さで、私たち一般人は簡単に流されてしまい、水難事故につながります。
サーバから送信される、海水浴場の海の底に設置された各モジュールの周辺の海域の流速データを表示します。 また、海水浴場の離岸流発生を監視することができ、離岸流が発生した場合は通知されます。
DDDを学習しながら作ったDDDもどき設計のモバイルアプリです。 レイヤーの中身はゴチャゴチャなので、至らぬ点があればPR、issueしていただければ嬉しいです。