2024-09-16のJS: Biome v1.9、ESLint 8.xのEOL、TypeScript 5.6、ES5の現状

[azu]

Biome v1.9リリースされました

• Biome v1.9 Anniversary Release | Biome

CSSのFormatter/LinterがStableに、GraphQLのFormatter/Linterを追加されています。
GritQLを使ったbiome searchコマンドを追加、.editorconfigをサポートなども追加されています。

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ESLint v8.xのサポートが2024年10月5日に終了することが発表されました。

• Version support policy and ESLint v8.x end of life - ESLint - Pluggable JavaScript Linter

ESLintの現在の最新バージョンはv9.xです。
マイグレーションガイドは次のページに公開されています。

• Configuration Migration Guide - ESLint - Pluggable JavaScript Linter

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TypeScript 5.6がリリースされました。

• Announcing TypeScript 5.6 - TypeScript

ESLintのno-constant-binary-expressionと似た常にtrue/nullishとなる間違った書き方をエラーにする変更、Iterator Helperのサポートが追加されています。
ES2022のArbitrary module namespace identifier namesをサポート、--noUncheckedSideEffectImportsフラグが追加されています。
また、型チェックせずにファイルを出力できる--noCheckフラグの追加、--stopOnBuildErrorsフラグの追加なども追加されています。

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The State of ES5 on the Web — Philip Waltonという記事では、ビルドツール/著名なライブラリ/ウェブサイトのES5対応の現状についてまとめられています。

• ビルドツールでは、BabelとTypeScriptはデフォルトでES5として出力しているが、それ以外のビルドツールはES2015+を出力している
• ライブラリでは、多くのライブラリはES2015+以降のコードを含んでいる
• Top 10,000のうち89%のサイトはES2015+の構文を含むコードを配信している

このことから、現状ではES5のコードを配信する意味はあまりないと考えられることについて書かれています。